キーボードのロゴを書いた話。

こんにちは世界。

 

 

今年も残すところあと少し。皆様いかがお過ごしでしょうか。

 

キーボードアドベントカレンダー13日目です。

adventar.org

 

 

昨日はせきごんさんの チラシ-F.gbr でしたね。
今年はイベントも無いのにあの進捗はヤバいと感心しています。

 

 

さて、今年の私が書くのは、
キーボードに載せる「ロゴ」のお話です。
 (これならきっとカブラナイハズ)

 

オリジナルキーボードを設計するにあたり、誰もが多分悩むロゴ。

 

 

まじめな話、ロゴ制作会社やコンペサイト等で発注して、クオリティ高い物を使えばQOLが高まります。

 

 

 

しかし、そこにコスト・時間をかけるなら新たな試作PCBを作りたいのも人情。。。

 

 

 

なので、自分で作ろうという方へ「素人ながらこんなことを考えながら作ったよ」という記録を残しておきたいと思います。

試作分は自分でして、頒布段階でオーダーしても良いとは思いますしね。

 

 

 

 

まずはこちら。

某60%分割キーボードのロゴから。

f:id:Agent_Y:20201207204551p:image

確か名前がなかなか決まらなかったのを覚えています。
最初のオーダーだったので、案出ししてヒアリングしながら絞り込んで行こうと思ったら即決されて驚きました。
少し修正しましたがほぼ最初のままです(使用時に比率とかは変えてたはず)。

 

 

 

 

次のオーダー。
縦横比変わっても印象を同じにしたかったんですよね。

f:id:Agent_Y:20201208213244j:image

有難いことにこれもほぼ即決なのですが、、、良いのかと不安になった記憶。

 

 

第三弾。新作だったのでテイストを変えています。
文字が増えると「読める形状」にするのが難しくなる気がしますね。

f:id:Agent_Y:20201208213321p:image

まとまらないレベルの案もありました。2番目に時間がかかったのでは。

 

 

 

第四弾。

f:id:Agent_Y:20201208213414j:image

わりとすんなり出て来た気がする。
なお、ラスターで作っているので、スケッチから起こすのは楽ですが、
清書するのがわりと大変です。

 

 

 

 第五弾。

f:id:Agent_Y:20201208213625p:image

自由に作りつつ、読める形、塩基構造モチーフを入れています。
一般のフォントはあまり使ってないやつ。
(これだけは後々ベクターで作り直しています)

 

 

 

 第六弾。
「名前」と「デジタル機器」との相性でデザインに悩みました。

f:id:Agent_Y:20201208213546p:image

これだけは即決が有難かった。。。

 

 

 

まだオープンになっていないモノもあったりしてますが、こう見返すと結構作ってますね。。。

とは言え、オーダー出すサリチル酸さんが『読めるモノ』位しか指定がなく、
1.出した中から選択(修正はあれど)

2.ラスター画像でOK
で即決だったから出来たことではありますけどね。

 

 

 

キットを購入する人は「基板は無刻印でいい」という意見もそれなりにあるそうですが、

「オリジナルPCBキット」として出すなら、PCBの配線に加えてオリジナルロゴのデザインもしてみてはいかがでしょうか。

 

 

 

明日のアドカレは t-miyajima さんです。
楽しみにしていましょう。

 

 

それではまた。

 

※この記事はNumAtreus、ThinkPadX1yogaのキーボードで書きました。