お絵かき専用キーボード「GABAN」を作った話。
1年以上ぶりの更新です。こんにちは世界。
キーボードアドカレ2020に書こうと思いつつ、
「自キ作った」ネタはわりと多いかなと思うので先に使ってしまいます。
さて、皆さんの中で「WindowsタブやIOS、Android端末」を「液タブ」代わりに
絵を描いている方はいらっしゃいますか?
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(WACOM液タブ。欲しいけど高い)
ここ数年でOSもアプリも進化して、かなり使いやすくなってきましたが、画面は7-13インチ程度。 ツールバーの類を多く出したりすると画面が見えくなりかけます。
勿論アプリのタップ動作でショートカットを使えるようになったので、慣れれば問題ないのですが、それでも「描いている画面上を塞ぐ」という行為には違和感があります。
(この感覚は「板タブ」 使いには理解頂けそう)
というわけで今回、タブレットお絵かきアプリ用ショートカットツール「GABAN」を作成しました。
(初期型は天板は3Dプリント+ダイソーカラーボード製)
これは左手側(回転させれば右側もOK)の小さいキーボードをタブレットの端末に接続することで、「ショートカットを物理的に押せるようにする」ものです。
タブレット機本体を窪みにハメることで、手のひらをフチにおけるため、フラットに作業できます。
イメージ的にはこちらを枠にハメた感じでしょうか。
(使ったことがないから機能がわかってないけど)
実際に使った動画。
これ、基板自体はまだまだなんですが、使ってみるとかなり良いです。
特に「画面回転」「拡大/縮小」「保存」「ペン/消しゴム」あたりを登録するだけで利便性が向上します。
というか、絵をダイヤルで回転させるのこんな楽しいんだという発見。
ただ、課題も結構あって、
1.「OSの種類」と「アプリケーション」でショートカットがかなり違う。
2.「タブレットカバー」にサイズが依存する。
3.「家で固定で使う」ならもっと大きいキーボードにすべき。
4.キーボードとして認識するので文字入力でソフトウェアキーボードが出なくなる。
が挙げられ、
何より「使う絵描きのスタイル にカスタマイズが必要」という事が判明しました。
ショートカットのQMK変更だけなら簡単ですが、 作業端末・環境が入るので単純な頒布は難しそうです。。。
というわけで、現在「GABAN」は希望者が居たら試してもらっている状態です。
これ使ってみたいという方はTwitterのDMにでもご連絡ください。
おまけ:キーボード部分だけの「コGABAN(仮称)」とかどうだろう。。。
(ただのマクロパットでは)
ではまた。