20220207_NNA①_PCBを発注するよ
おはよう!諸君(現在0:16)
ここ一年ほど KaWaiiシリーズを作ってきたけど、
ひと段落したので久しぶりにNumAtreusを更新する事にしました。
なお、本稿はJLCPCBさんのご協力で作成されています。
みんなJLCPCBさんに依頼しような!(ダイマ)
形状は試作参号機ベースで1プレート、MCU載せ。。。
のハズでしたが、黄色い鳥類の人から
「Raspberry Pi Pico」が良いと話があったので、
MCU(Atmega32)とハイブリット版を作成する事にしました。
重ねるのはちょっと無理があったので移動しました。
そう言えば、Kicadの新バージョン6を初めてインストールしたものの、
全然その機能は使っていません。。。本番の時に使ってみようかな。
はい、という事で完成図面がこちら。
なんだかんだ言ってまるっと新規に作り直しています。
(本番機作る時はラズパイ版とMCU2つに分離すると思う)
そして次はPCB自体の制作です。
現在WEBだけで発注できる業者が4社以上あります。
割と有名なのはElecrow、JLCPCB、ALLPCB、FusionPCBあたりでしょうか。
大体似たような金額ですが、追徴金があったり、小型基板だけ安価だったり、キャンペーンがあったりと特徴があって面白いです。
今回はKicadのファイルを圧縮するだけで、ほぼ発注できるJLCPCBを選択しました。
Kicadの選択項目メモ
全般設定
ドリルファイルの設定
基本的にデフォルト値です。
1枚目では含めるレイヤーで必要な9種が入っている事、
2枚目では出力ファイルがGerber、単位がmmである事を確認するくらい。
これをzip化で完了。
そしてJLCPCBのホームページ画面の、Oder newから発注画面に遷移。
この辺日本語対応してくれないかな。。。
「Add gerber file」でzipをアップロードします。
あとはこの辺りでPCBサイズ、枚数、色、端子面のコート(SurfaceFinish)あたりをぽちぽち選ぶだけ。
※今回はPCB一枚に3つの構造を入れているので「Different Design」を3にしています。
(これが結構会社によって金額が違う)
今回は出てきた見積もりでそのまま発注しました。
1,2日くらいすると、アップロードされたPCBのチェックや、
足りない情報があればJLC側からメッセージが届くのでそれを待つ感じ。
ただ、自作キーボードの場合「切削データが細かいので追加の製造費が必要」と言われることもあるので(JLCはほぼ言われる)心を広く持ちつつ寝ます。
最初に始めたのが年末だったので一区切りするのに2ヶ月以上かかってしまいました。
次はPCBが到着したら更新しますね!(3週間くらいの猶予かな)
ではまた。
参考Link
(この記事に1:16かかりました)
〜追記〜
「細工が細かい(切削量が多いと作業時間が増える)」で発生した追徴金は
$15.2でした。
自作KBの場合はほぼ該当するのでみんな忘れないようにしようね。
〜追記2〜
「細い細工があるから製造結果補償しないぜ(折れるかもな!)」ってメールも来ました。
これもトッププレート作ると避けては通れないので気をつけましょう。
ではまた。