本項目では「UraNuma」の「ver.天下一キーボードわいわい会vol.3」の組立てです。
キットの内容は時期により多少変動があるのでご留意ください。
【組む順番について】
ここでは基本的な組み方を記載します。本キットには多数おまけパーツが入っているので、上級者は自由に作ってください。
基本的に順番はありませんが、下記の順で解説します。
1.フレームカット
→2.ダイオード
→3.リセットスイッチ
→4.ProMicro
→5.トッププレート
→6.スイッチ
→7.ボトムプレート(No.3組立編へ)
1.フレームのカット
キット基盤上部のフレームをニッパー等でカットします。バリはカッター、ヤスリ等で削ってください。切り離したフレームは本稿では利用しません。カスタム等でお使いください。
2.ダイオード(1N4148×40本、1N4148W×6個(表面実装))
足のあるダイオードは約8mm幅で『コ』の字型に曲げてください。
同梱部品を使うと曲げ易いです。
設置方法について
ダイオードの黒帽子を PCBの四角い方に刺します。
・中心部分は表面から設置。
・左右手元各3本は表面実装タイプを裏側に設置してください。
この場合、四角いダイオードの「ライン」がある方が「四角いプリント」側です。
※MX系のスイッチの場合は表に設置できます。
★ラインがある方をよく確認してくださいね!
参考に天高さんのBlog一読すると良いと思います。
https://skyhigh-works.hatenablog.com/entry/2018/11/03/234803
天高工房
1N4148のハンダ後は裏側の足部分をニッパーなどでカットしてください。
3.リセットスイッチ
ProMicroの右に表面から指します。裏でハンダしてください。
裏側は折り曲げるか、ニッパーでカットしてください。
4.ProMicro(コンスルーは別売りです)
ProMicroはPCB表面、白カギ枠内に設置して下さい。
コンスルーを利用する場合は穴までの幅が狭い方がProMicro側のようです。
下記写真はイメージです。
穴の面を同じ方に揃えて、上からだけハンダしてください。
コンスルーのPCB裏側はハンダしません。
※ProMicroのMicroUSBコネクタはモゲやすいため、
2液混合の粘度が高い接着剤などで固定して下さい。
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キ―マップについて
QMK Firmwareにマージされました!
uranumaファイルです。
https://github.com/qmk/qmk_firmware
QMK Configuratorにマージされたので
キ―マップ作成が楽になりました!
https://config.qmk.fm/#/uranuma/LAYOUT
上記で作成されたhexファイルをQMK Toolboxで書込みできます。
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QMKのデフォルトHexファイルはこちらにも置いてあります。
https://github.com/yohewi/keyboard
5.トッププレート
基板プレートの穴に合わせて、真鍮のネジスペーサー10個を設置します。
★スイッチにGateron・MX系を使う場合、トッププレートと基板の間にアクリルの
スペーサーを挟んでください(8~10箇所)。フィルムを剥がすかどうかはお好みです。打鍵感が変わります。
真鍮スペーサーを裏側から抑えて表からネジ止めして、
アクリルスペーサー→PCBプレートを組みます。
6.スイッチ
(コンスルーを利用する場合は一旦ProMicroを外しておくと楽です)
スイッチ穴の空いたアクリルのフィルムを剥がし、基盤→アクリル→スイッチの順にはさみます。
天キー3バージョンは、gateron、MX互換品かkailhロープロが使えます。
足を折りやすいのでご注意ください。
Kailh Speedは差し込みがかなり硬いです。勢い余っての怪我に注意してください。
スイッチ刺す参考動画
すべて指し終わったら、裏からハンダしてください。
※端子を軽くねじるとハンダしなくても通電するかもしないかも。
ルブる前のテストには良いかもです。
今回はここまで。
次回はボトムプレートです。